|
■まずはネットで補助金制度があるかどうかを検索してみる
以下は空き家が存在する市町村に解体補助金制度があるかどうかの調べ方です。
@GoogleやYahooで検索してみる
まずは検索して探してみましょう。
検索するキーワードは「●●●市 解体 補助」です。
※●●●には空き家が所在する市町村名を入れて下さい。
検索結果の中に関連する項目の役所のページがあればそれをクリックして確認。
※役所のホームページはURLの最後が「lg.jp」になっていることが多い。
|
|
|
|
空き家ガーディアンズ統括本部が所在する北九州市の場合、
「北九州市 解体 補助」で検索すると、
一番最初に「老朽空き家等除却促進事業 - 北九州市」という
北九州市役所の該当ページが表示されます。(平成28年2月現在) |
|
|
|
|
|
役所のページがなければ、関連する項目がある他のサイトをクリックして確認します。
検索結果の概ね3ページ目くらいまでを見て見つからない場合は、
キーワードを変更してもう一度検索してみます。
「●●●市 除却 補助」
「●●●市 解体 助成」
「●●●市 空き家 補助」
「●●●市 空き家 助成」
「●●●市 老朽家屋 補助」
「●●●市 老朽家屋 助成」
これくらいやってみて見つからない場合は、別の方法に移行します。
A役所のホームページのサイト内検索で探してみる
Google・Yahooで見つからない場合は、直接、役所のホームページを見てみましょう。
市町村名だけで検索すると役所のホームページのトップページが最初に表示されると思います。
そちらをクリックしてトップページを見ると、
どこかに「サイト内検索」「カスタム検索」ができる検索ボックスがありますので
そちらを利用してみます。
サンプル:北九州市のホームページの場合(画像をクリックすると拡大します) |
|
「解体 補助」 「解体 助成」 「空き家」 「老朽家屋」等で検索して見つからない場合は、
その時点では補助金制度の受付を行なっていないと判断して差し支えないと思います。
■今は補助金制度がないとしても今後行なわれる可能性を探ってみる
探してみたけど、現時点では解体補助金制度は見つからなかった。
でも、数ヶ月後、あるいは年度が変わって補助金制度がスタートするかもしれません。
ここではその可能性を探ってみたいと思います。
多くの市町村が年度初めに予算を公開していますし、
また、一部の市町村では次年度の予算案も公開していていますので
それを見てみるのが一番確実な気がします。
市町村のホームページのサイト内検索(またはカスタム検索)で、
今が平成28年2月だとすると、
次年度(平成28年度)の予算案を見てみたい場合は「28 予算」で検索してみます。
平成28年度の予算関連の情報が検索結果に表示されると思います。
サンプル:北九州市のホームページで「28 予算」で検索した場合の結果(平成28年2月現在) |
(画像をクリックすると拡大します) |
|
この中で8番目に表示されている平成28年度 建築都市局予算要求方針をクリックします。
北九州市の場合、解体補助金制度は建築都市局が管轄していますので、
ここに予算が計上されていれば平成28年度に解体補助金制度がある・ないの判断材料になります。
もちろんこれは局の予算要求にしか過ぎず、議会を通過しなければ補助金制度も行なわれませんが、
昨今の深刻化する空き家問題の状況からして、
議会が承認しない可能性は限りなくゼロに近いはずです。
こちらの資料を見ると、「老朽空き家等除却促進事業」 予算要求1億円という項目が見つかりました。
平成27年度の予算7,500万円(年度途中で予算追加)から2,500万円追加されて、
平成28年度も補助金制度が存続するということがこれで分かるわけです。
年度の途中で当年度に解体補助金の予算が組まれているかを調べたい場合も
同様の方法で確認を行ないます。
■それでも見つからなかったら
ネットで調べても見つからなかった場合には、直接、役所に電話をしてみるのも方法の一つです。
役所にしてみたらちょっと迷惑のような気もしますが、
市民の声が多数届けば、役所も補助金制度開始に向けて動き出す可能性も出てきます。
担当窓口は市町村によって異なりますが、空き家対策の部署があればそちら、
空き家対策の部署がなければ都市計画関連または建築関連の部署が担当することが多いようです。 |
|